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財団法人対日貿易投資交流促進協会(ミプロ)で講演しました。

カテゴリ : 
コンプライアンス
執筆 : 
2012-6-4 23:56

   先週、財団法人対日貿易投資交流促進協会(ミプロ)で、「日本における社会保険制度と雇用管理の留意点(基礎編)」と題してお話しさせて頂きました。ミプロは日本で起業する外国人の方の支援を行っています。ジェトロのように外資の誘致ではなく、主に個人で起業する方が対象です。まず小さな会社又は個人事務所を開設なさる場合を想定して、ご自身とご家族、そして人を雇った場合の社会保険はどうすれば良いのか、また雇用管理はどうすれば良いのか、といった観点でお話ししました。参加者は、正に起業予定の外国人、留学生の方、そして大使館の方などでした。中には日本語が良くわからない方もいらっしゃるということでしたし、日本の事情に疎い方が多いだろうと想像して、1時間程度の話だったにも関わらず、ついレジメ作りに時間をかけてしまいました。それにしても、日本の社会保険の複雑・煩雑なこと!労働時間によって加入すべき社会保険が微妙に変わっていきます。私自身、改めて勉強になりました。皆さん、熱心に聞いて下さっていましたが、わかって頂けたかな?ちょっと心配ですが、いざ事に当たった時、資料を振り返って頂いても良いかなと思っています。
    ところで、私の話の前に、行政書士の先生の起業のための在留資格などのお話がありました。7月から施行される改正入管法で、外国人登録が廃止され在留カードに代わります。在留カードは長期に滞在する在留資格でないと発行されません。「投資経営ビザ」を取得するためには、前準備として定款の作成と認証、会社設立登記、銀行口座の開設、社員の雇用等々を行わねばなりません。「投資経営ビザ」はその上で取得可能となるのです。今までなら、短期滞在しながら外国人登録をして前準備ができたのですが、短期滞在では在留カートがないため準備をすることが大変難しくなるのです。そもそも、投資経営ビザを取得するには、500万円以上の投資又は2名以上の日本滞在者の雇用という高いハードルがあります。日本は外国人の起業にきわめて制限的だと言わざるを得ないのです。うぅーん、何とかならないでしょうか!
 

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