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社会保障協定

一時的に海外から日本に派遣される人については、日本と本国の年金制度それぞれに加入し、両国の制度の保険料を負担しなければならないという二重加入の問題があります。

また、年金を受給するためには、どこの国でも原則として一定期間加入して、保険料を納めることが必要です。しかし、どちらかの国の年金制度に一時的に加入した場合などは、加入期間が短いために年金が受けられず、納めた年金保険料が掛け捨てになってしまいます。これらは日本から海外に派遣される人についても同じです。

このような問題を解決するため、二国間で社会保障協定を締結して、年金制度等の二重加入を防止するとともに、相互の年金制度の加入期間を通算することで、年金受給権を獲得できるようにしています。

社会保障協定国からの派遣期間が5年以内の場合は、本国の年金制度にのみ加入させ、日本の年金制度の加入は免除となります。派遣期間が5年を超える場合は、日本の年金制度に加入しなければなりません。

また、イギリスと韓国を除き、日本と各国の年金加入期間を相互に通算することで、年金受給権を獲得できるようになっています。二重加入防止の対象となる社会保障制度は相手国によって異なります。

2011年6月現在、ドイツ、イギリス、韓国、アメリカ、ベルギー、フランス、カナダ、オーストラリア、オランダ、チェコ、スペイン、アイルランドの12カ国と発効済みです。

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